VINTAGE SNEAKER

リペア工房RESH.日本橋三越本店

2012年03月03日 20:18

今時はないかもしれませんが男なら誰しも一度はビンテージに憧れた時代があったのではないでしょうか?



リーバイスXX、BIC Eなどデニムの歴史も辿ればステキなロマンがあります。



当ブログではいつも革靴ばかりなので今回はヴィンテージスニーカーをご紹介いたします。




まずはこちら


「Chuck Taylor」 1970年代








チャックテイラーとは?


1920年代に活躍したプロバスケットプレイヤーで1918年にプロデビュー後キャンバスオールスターを愛用。コンバースにアドバイスをしシューズの改良を加えると同時に、全米の高校や大学でバスケットボールを教えながらキャンバスオールスターの普及を行った偉大な人物です。


1970年代までは黒ベースのパッチに「Chuck Taylor」の文字があります。注目してください。現在のパッチは白ベースです。









「CANVAS ALL STAR OX」  1980年代






OXとは?

ヨーロッパの革靴の呼び名で、当時英国オックスフォード大学で流行した紐で結ぶ短靴を「OX」という風に呼んだところがその由来です。

HI CUTは「HI」、ROW CUTは「OX」といいます。









サイドに走ったステッチは1980年代の製靴技術ではどうしてもサイドから破れてきてしまうので、内側からあて布をした縫製跡です。その後技術改良され強度を増すことが出来たためにこのあて布ステッチは消滅してしまいます。



「Stars and stripes」 1992年






この頃になると派手なカラーが登場します。白ベースのパッチにはまだMADE IN USAの文字がありますが1990年代にアメリカ工場が閉鎖したためMADE IN USAも過去のものになってしまいました。





こんにちコンバースは世界で100万足以上売れているらしく、世界一愛されているスニーカーと言っても過言ではありません。