ヒール固定
今回はバリーのサンダルのヒールの固定です。
もともと、この靴は製造する段階で、アッパーはアッパーとして、
ソールはソールとして、製造されて、最後に接着されて作られている靴になります。
ですので、カカト部分は固定されておらず、何かのきっかけで剥がれてしまうことがあります。
中敷(ソックシート)を剥がした写真です。
左が釘で固定したものです。(5箇所)
それ以外の釘の頭にみえる金属は、釣り込んだ革と中底を固定するものなので、
ヒール部分とは何も関係ありません。
釘を新しく打って固定するだけで、強度は断然違ってきます。
今回は、トップリフトの修理も必要でしたので、vibram#5340の茶色をつけました。
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