2010年04月17日
ハンドソーンウェルテッドとグッドイヤーウェルテッドその3
今回は「ハンドソーンウェルテッドとグッドイヤーウェルテッド その3」をお送りします。
前回はハンドソーンウェルテッド製法について述べましたので、今回はグッドイヤーウェルテッド製法についてご説明します。
グッドイヤーウェルテッド製法は手でウェルトを縫うハンドソーンウェルテッド製法を機械化した製法です。


左の写真がグッドイヤーウェルテッド製法で縫われた靴です。
参考に右側にハンドソーンウェルテッド製法の写真も載せてみました。
何が違うかお分かりになりますか?
一番違うところはウェルト、アッパー、ライニングを、ハンドソーンウェルテッド製法は中底に「直接」縫いつけているのですが、グッドイヤーウェルテッド製法は中底に貼ってある「リブテープ」と縫っているところです。
リブテープは写真では中底の内側に見える白い帯のことで、手で縫う作業を機械化するために必要なパーツです。
この「リブテープ」はちょうど英字の「T」のような形状をしており、これを中底に貼るため高さが出ます。
このためハンドソーンウェルテッドでは中底に5ミリ厚の革を使用していましたが、グッドイヤーウェルテッド製法では2~3ミリ厚の革しか使用できません。
そのかわりリブテープの高さが作る空間をコルクで補充します。
ハンドソーンウェルテッド製法と同じように履く人の足型をコピーしますが、中底だけでなく、コルクも含めて足型をコピーする状態になります。
また、靴が返る屈曲に対してリブテープが垂直に「T」字になっているため、歩行時の返りは悪くなります。
ですが、機械ですくい縫いできるので生産性は圧倒的によく、「アッパー・ライニング・中底を傷つけずに本底の貼り換え(オールソール)ができる」というウェルテッドシューズのメリットはそのままに靴の価格も抑えることができます。
次回はハンドソーンウェルテッド製法とグッドイヤーウェルテッド製法の違いについてより詳しくお伝えします。
前回はハンドソーンウェルテッド製法について述べましたので、今回はグッドイヤーウェルテッド製法についてご説明します。
グッドイヤーウェルテッド製法は手でウェルトを縫うハンドソーンウェルテッド製法を機械化した製法です。


左の写真がグッドイヤーウェルテッド製法で縫われた靴です。
参考に右側にハンドソーンウェルテッド製法の写真も載せてみました。
何が違うかお分かりになりますか?
一番違うところはウェルト、アッパー、ライニングを、ハンドソーンウェルテッド製法は中底に「直接」縫いつけているのですが、グッドイヤーウェルテッド製法は中底に貼ってある「リブテープ」と縫っているところです。
リブテープは写真では中底の内側に見える白い帯のことで、手で縫う作業を機械化するために必要なパーツです。
この「リブテープ」はちょうど英字の「T」のような形状をしており、これを中底に貼るため高さが出ます。
このためハンドソーンウェルテッドでは中底に5ミリ厚の革を使用していましたが、グッドイヤーウェルテッド製法では2~3ミリ厚の革しか使用できません。
そのかわりリブテープの高さが作る空間をコルクで補充します。
ハンドソーンウェルテッド製法と同じように履く人の足型をコピーしますが、中底だけでなく、コルクも含めて足型をコピーする状態になります。
また、靴が返る屈曲に対してリブテープが垂直に「T」字になっているため、歩行時の返りは悪くなります。
ですが、機械ですくい縫いできるので生産性は圧倒的によく、「アッパー・ライニング・中底を傷つけずに本底の貼り換え(オールソール)ができる」というウェルテッドシューズのメリットはそのままに靴の価格も抑えることができます。
次回はハンドソーンウェルテッド製法とグッドイヤーウェルテッド製法の違いについてより詳しくお伝えします。
Posted by リペア工房RESH.日本橋三越本店 at 20:22│Comments(0)
│オールソール
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