2010年07月31日

数量限定!ソールテックヒール(トーマスヒール用)

今回は新しく入荷したトップリフトをご紹介します!

その名は「ソールテックヒール」です!!






最大の特徴はそのスタイルにあります。

ヒールのつま先側の部分が滑らかな曲線を描いていますね。

また、親指側のほうが小指側よりも長く伸びています。

この形状のヒールを「トーマスヒール」といいます。




トーマスヒールは土踏まずを支えて疲労を軽減する効果があり、
整形靴などによく使用されます。

このトーマスヒールをドレスシューズで採用しているブランドが「オールデン」です。


オールデンは元々ハンディキャッパー用のオーソぺディックシューズを開発してきたブランドであり、
トーマスヒールを採用していることからも独自の技術を駆使した履き心地へのこだわりを感じます。

オールデンではフットバランス社のトーマスヒールのトップリフトを採用しておりますが、
このトップリフトがすり減って交換する時に最適なリフトが「ソールテックヒール」なのです!!

オールデン独特の履き心地のよさをそのままにトップリフトを交換したい!とのことでしたら
「ソールテックヒール」ぜひおすすめです!!

数量限定ですので、在庫が無くなり次第受付終了とさせていただきます。

ソールテックヒール:2,500円

皆様のご来店をお待ちしております!

  


Posted by リペア工房RESH.日本橋三越本店 at 13:31Comments(0)トップリフト

2010年07月30日

エドワード・グリーン トゥーラバー&トップリフト

今回はエドワード・グリーンの爪先とカカトのお修理です。





BEFORE




爪先はかなり擦り減っており、もう少しでウェルトに到達しそうです。


カカトはちょうど良いタイミングでの交換です。


AFTER






爪先は強度のあるラバー、トップリフトはイングランドの三日月型のリフトで交換しました。

今回はお客様のご希望により飾り釘は打っておりませんがもちろん打つことも可能です。


トゥーラバー 1280円
UK三日月型リフト 3000円
飾り釘 500円



エドワード・グリーンは、レディメイドでありながら、足に負担の少ない履き心地、快適さを実現しております。

経営状態が悪化して一時は瀕死の状態に陥りましたが、1983年、イタリアで靴デザイナーをしていた前社長のジョン・フルスティック氏がそれまでの借金+1ポンドで買い取り、再建に着手。

現在では米国や日本はもちろん、イタリアでも非常に高い人気を博しております。


三越日本橋本店でも取り扱っておりますのでお買い求めの際は是非お越しくださいませ。


  


Posted by リペア工房RESH.日本橋三越本店 at 23:11Comments(0)トップリフト

2010年07月29日

ハッシュパピー カカト修理(傾斜版)

今回は、ハッシュパピーのカカト修理です。




((Befoer))







ハッシュパピーは、世界で最初に”カジュアルシューズ”というものを作ったブランドです。

なので、軽くて、クッションがよく効いているスポンジ底が特徴です。

一枚底のタイプなので、爪先やカカトだけの部分修理もできるのでしょうか?と

よくお問合せいただきますが、修理は可能です。


ただ、こういった↓材料を使用して、減ってしまった部分だけ補修するようなやり方になるので、

裏から見たデザインは少し変わってしまいます。





((Afer))







後ろや横から見てもわからないように角度は合わせてはめ込みます。



今回はカカトでしたが、爪先も同じように修理できますので、お気軽にご相談ください。


カカト修理(スポンジ傾斜)・・・¥1780





  


Posted by リペア工房RESH.日本橋三越本店 at 20:22Comments(1)かかと修理

2010年07月28日

マレリー トップリフト交換(vibram #5340)

今回は、マレリー(リフレッシュ)のトップリフトの交換です。



このマレリーリフレッシュとは、通常のマレリーとは少し違い、

医学的根拠に基づき開発されています。

中敷にアーチをつけて、オーダーメイドのように足裏にフィットさせたり、

トップリフトに傾斜をつけて、安定したスムーズな足運びにしたり、

世界初の左右非対称ソールで、歩行時の体重移動の安定感を高めたりと、

歩きやすさを追求して作られているようです。






((Before))



元々、トップリフトには傾斜がついているので、後ろの部分だけ全体よりも少し薄くなっているのですが、

これは大分擦り減って、修理に出すタイミングとしては調度いい状態です。


((After))







当店ではゴムのトップリフトに釘を打つことはあまりしないのですが、

マレリーの場合、積上部分(トップリフトの土台)がオリオンといって、

革の粉末を圧縮して作られたものを使って軽量化しているので、

トップリフトとの接着面がミルフィーユのようになっていて、

剥がれることが稀にあるのです。

ですので、このような場合のみ釘を打つようにしています(黒い釘なので、目立ちづらいです)。



写真のようにオリジナルにも打ってあります。


トップリフト交換(vibram #5340)・・・¥2100

  


Posted by リペア工房RESH.日本橋三越本店 at 14:29Comments(0)トップリフト

2010年07月27日

ジョン・ロブ スチールトゥ(シルバー)&トップリフト交換

今回は、ジョン・ロブのスチールトゥ(シルバー)&トップリフト交換です。




((Before))





ちょうどいいタイミングでの修理ですね。


ドレスシューズの王様、ジョン・ロブは、革にこだわり、クオリティにこだわり、そして美しさにこだわります。

そこに一切の妥協はなく、工程の殆どを手仕事に頼ります。

徹底してクオリティ・コンシャスなその靴は、コンマmm単位のステッチにもこだわり、

一切の妥協を許さずに作られています。



((After))


横から見たときはなるべく目立たないように。。



接地する底面は出っ張ることなくあくまでもフラットに近づけて。。



傷つきづらく、且つキレイなツヤ感が出るように。。



底面もなるべく丈夫に、欠けたりしないように、コテをあててます。


修理をし続ければ、きっと10年20年履いていただける靴です。

一生ものの靴勝負靴に一足いかがですか。


スチールトゥ(シルバー)・・・¥3150

V型レザーリフト・・・¥2500~



  


Posted by リペア工房RESH.日本橋三越本店 at 20:01Comments(0)かかと修理

2010年07月26日

SOLAMENTE(ソラメンテ)

今、三越本店紳士靴売り場では、「ソラメンテ」というイタリアの靴が正面に置いてあります。

イタリアらしいデザインで、製法もイタリア伝統のボロネーゼです。



店頭には、真っ二つになったソラメンテがおいてあり、中がどのようになってるか

一目瞭然です。修理屋としては、非常に興味深い。。





ボロネーゼ製法とは、モカシンの天地が逆さまになっている製法で、

甲革が袋状になっているので、ソックスのように足を包み込んでくれるような履き心地です。

作るのに手間がかかるということもあり、今では段々減ってきているようです。


このソラメンテは、その履き心地に新しい可能性をプラスして、

まず、踵骨を守り、ブレを軽減させて歩行を助ける為のクッションと、

長時間歩いても、甲部が痛くならないようにクッションが入ってます。





「バニラテックス」という低反発を使い、適度な圧を甲部と踵の両方にかけることで、

より足を安定させるようです。



ご来店の際は、是非試着してみてください。

もちろん、オールソールや部分修理も可能ですので、長く履いていただけますよ。

  


Posted by リペア工房RESH.日本橋三越本店 at 21:56Comments(0)お知らせ

2010年07月25日

オールデン ハーフラバー&スチールトゥ(ゴールド)

新品のオールデンにハーフラバー&スチールトゥ(ゴールド)をつけました。






オールデンのコバはもともと、インクがべったりのったような、

独特のツヤ感があるので、なるべく同じような雰囲気になるように

仕上げました。(写真だと全然わからないですが。。)





ハーフラバー(vibram#2027)・・・¥2100
スチールトゥ(ゴールド)・・・¥3150
  


Posted by リペア工房RESH.日本橋三越本店 at 22:26Comments(0)ハーフラバー

2010年07月24日

Continental

本日はドイツContinental(コンチネンタル)社製ハーフラバー&トップリフトの紹介です。

自動車好きの方にはおなじみだと思いますが、
Continental社とはドイツの自動車関連部品のメーカーです。
欧州生産新車納入シェアNO.1という実績を持ち、
今では、ヨーロッパの新車の3台に1台はContinental社製の
タイヤがついているそうです。

そんなメーカーから作られている靴用底材がこちら!






厚さは7mm、だいたいの靴にはバランスよくつきます。




表面には、「PREMIUM・QUALITY」の文字と「跳ね馬」が。。何を意味してるのでしょうか。。



ちなみにハーフラバーもありますので、セットにもできます。


こちらのリフトは、以前スタッフがつけてみたのですが、かなりの好印象。

柔らかく、クッションがきくけれども、磨耗しにくく、減りにくいものです。

現在も、別のスタッフがつけています。

帰宅時間2時間弱でも模様すら消えてないと驚いてました。

トップリフト(Continental)・・・¥2100
ハーフラバー(Continental)・・・¥1880
  


Posted by リペア工房RESH.日本橋三越本店 at 22:23Comments(0)かかと修理

2010年07月20日

ヒール固定

今回はバリーのサンダルのヒールの固定です。





もともと、この靴は製造する段階で、アッパーはアッパーとして、

ソールはソールとして、製造されて、最後に接着されて作られている靴になります。

ですので、カカト部分は固定されておらず、何かのきっかけで剥がれてしまうことがあります。



中敷(ソックシート)を剥がした写真です。


左が釘で固定したものです。(5箇所)

それ以外の釘の頭にみえる金属は、釣り込んだ革と中底を固定するものなので、

ヒール部分とは何も関係ありません。

釘を新しく打って固定するだけで、強度は断然違ってきます。






今回は、トップリフトの修理も必要でしたので、vibram#5340の茶色をつけました。

  


Posted by リペア工房RESH.日本橋三越本店 at 21:10Comments(0)かかと修理

2010年07月17日

キャンペーン第2弾!<足数限定!赤茶リッジウェイソール>

今回はキャンペーン第2弾のお知らせです!
月初より靴底の保革ケアキャンペーンを実施しておりますが、その第2弾として、
リッジウェイソール(Ridgewey sole)の赤茶色バージョンでの受注オールソール修理を実施します!!



日本橋三越本店リペア工房では20足限定で行います。
※受注サイズ在庫が無くなり次第キャンペーン打ち切りとさせていただく場合がございます。ご了承くださいませ。

リッジウェイソールはダイナイトソール(Dainite Sole)やメドウェイソール(Medway)と同じくハルボロラバー社(Harboro Rubber Company)が製造しています。



ハルボロラバー社の製品はホンダやLandRoverなどの自動車部品から、テレビのリモコンのボタン部分などに至るまで様々な分野で使われています。

靴材料については、1894年に婦人靴用に赤の底材と黒の底材をかわきりに製造が開始されました。
ちなみに"Dainite"は製造していた工場が休みなく稼働していたことから(「day and night mills」)に由来しています。
現在では、クロケット、チャーチ、チーニー、トリッカーズなどの英国ブランドで使用されています。

ぜひ、この機会にお修理してみてはいかがでしょうか?

<お知らせ>
ご好評につき、レザーソールお手入れキャンペーン継続中!
M.モゥブレイ ソールモイスチャライザーを使用し、無料ケアさせていただきます!
ぜひお気軽にお立ち寄りください!   


Posted by リペア工房RESH.日本橋三越本店 at 21:28Comments(0)お知らせ

2010年07月16日

トライアンフトゥスチール(ゴールド) ~番外編~

今回はご好評いただいている、トライアンフトゥスチール(ゴールド)のちょっと変わった取り付け例をご紹介します!



このトライアンフトゥスチール(ゴールド)ですが、実は中はシルバーの鉄です。



表面を削ると色はシルバーになります。
それを利用して。。。



最初から少しだけ表面を削って、「シルバーのトライアンフトゥスチール」にしました!



いかがですか?ちょっとイメージ違いますよね!
最初から表面を削っておくことで、削れ方にムラができませんのでキレイですね♪

今回はバイクが好きなお客様が「トライアンフ(バイクメーカーにもトライアンフというメーカーがあります。)」をご希望されたのですが、お靴が黒だったためにどうしようか?と悩まれた末に浮かんだアイデアでした!

トライアンフトゥスチールを装着したいけれど、黒のお靴にゴールドではちょっと違うな。。。と思っていらっしゃったお客様はぜひお試しください!!
ゴールドの表面を削る作業は5分ほど多くお時間をいただきますが、無料で加工させていただきます。


トライアンフトゥスチール:3,150円


また、「レザーソールお手入れキャンペーン」も7月末日まで期間延長して実施しております!!
お修理がなくても無料でお手入れさせていただきますので、ぜひお靴をお持ちください!

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

  


Posted by リペア工房RESH.日本橋三越本店 at 21:26Comments(0)つま先修理

2010年07月15日

レザーソールお手入れキャンペーン期間延長のお知らせ

≪レザーソールお手入れキャンペーン≫

当初、7/15までと告知しておりましたが、

ご好評につき、7月いっぱいまで延長させていただきます!


【レザーソールのお手入れとは】
雨に濡れてしまったレザーソールが乾くと革の繊維が乾燥して弱った状態になり、ひび割れてしまったり削れやすくなります。
レザーソールに穴が開いてしまったりひび割れてしまうと、ほとんどの場合はオールソールしなければならなくなってしまいます。
アッパーのお手入れが重要であることはご存知かと思いますが、レザーソールもお手入れをして革の潤いを保つことが大切なのです。


そこで今回は、“ソールモイスチャライザー”を使用しお手入れさせて頂きます。
ソールモイスチャライザーを使用する事によりソールに柔軟性を与え、摩耗(減り)しにくい状態になります!!

【ソールモイスチャライザー】



※写真の右側にソールモイスチャライザー使用
分かりにくいですが色が少し濃くなりしっとりしてます。





「いままでレザーソールのお手入れなんて考えたこともなかった」、
「何年も履いていないのにすぐレザーソールに穴が開いてしまう」とお悩みのお客様から、
無料でソールをお手入れしてくれるならやってもらおうかな」というお客様まで、
ぜひこの機会に日本橋三越本店リペア工房へお越しくださいませ!!
気になるところはすべてご相談にのらせていただきますので、
是非、お気軽にご来店下さいませ。
  


Posted by リペア工房RESH.日本橋三越本店 at 10:15Comments(0)お知らせ

2010年07月14日

パターンオーダー風

皆さん、今月の「MEN'S EX」見ましたか?靴特集です。






もうご覧になられた方も多いとは思いますが、

「永久靴」をテーマにビスポーク、セミビスポーク、パターンオーダーなどを紹介しております。


残念ながら、当店ではビスポークもセミビスポークも作ることはできません。

ただ!パターンオーダーの一部と同じようなことならできます!





例えば、このページのトリッカーズのように”コバを削りこむ”ことは出来ます。(たまにご注文を受けます)

もちろんその他にも、革底→ゴム底というのも可能です。逆にゴム底→革底というのも可能です。(出来ない場合もあります)

修理例


あの靴だから、このソールじゃなきゃダメ!とか、そんな固定概念は捨ててしまいましょう!

リスクや可、不可に関してはアドバイスさせていただきますので、

自分だけの一足を楽しんでみてください。
  


Posted by リペア工房RESH.日本橋三越本店 at 21:17Comments(0)

2010年07月12日

ジョンロブ ガルニエ オールソール

今回はジョンロブのガルニエのオールソールをご紹介します!






凛とした気品を感じさせるお靴です。





ソールには穴が開いていました。
今回はレンデンバッハのオークバークを使用しています。
また、新品のガルニエの仕様に合わせて、あえて光沢を抑えた仕上がりにしています。



《AFTER》

《BEFORE》


つま先です。
コバの形状も「ツメ」を立てた仕様になっています。



《AFTER》

《BEFORE》


かかとです。
今回はソールと同じくレンデンバッハのオークバークを使ったダブテイルを使用しています。
大変丈夫な素材ですのでジョンロブのお靴にはぴったりな組み合わせです。




==================================
ソール   :レンデンバッハオークバーク
        ヒドゥンチャネル
        半カラス 
トップリフト:レンデンバッハオークバークダブテイル飾り釘有
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P.S.「レザーソールお手入れキャンペーン」実施中です!!

皆様のご来店を心よりお待ちしております!  


Posted by リペア工房RESH.日本橋三越本店 at 22:27Comments(0)オールソール

2010年07月11日

クリアランスセール




ただいま三越日本橋本店はクリアランスセールを実施しております。

毎日紳士靴売り場はたくさんのお客様で賑わっております。

それもそのはずです。参考までに一部の商品の画像をお届けいたします。



詳しくは是非実際にご覧下さい。

そしてリペア工房にもお気軽にお立ち寄りください。

お客様の御来店、スタッフ一同心よりお待ちしております。



  


Posted by リペア工房RESH.日本橋三越本店 at 21:33Comments(0)イベント

2010年07月10日

お気軽にご相談ください!

いつも当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。


今回は、当店の考え方についてお伝えしようと思います。

当店(当社)は、「靴を修理して履く文化を創る」という理念を基に活動させていただいております。

たまに、「こんなボロボロの靴でも修理していただけますか?」なんてことを言われることがあります。

もちろん修理します!




三越本店の中にあるということもあり、三越以外で購入された靴は修理に出せないとか、

思い入れのある靴だけど、ボロボロすぎて。。。とか、気にされてるお客様もいらっしゃいますが、

お断りすることは一切ございません。

技術的に不可能でなければ、必ずお受けいたします。

洋服をキレイにするためにクリーニングに持って行くことと同じように、

虫歯ができて、歯医者で治療することと同じように、

靴底が減ってきているから、修理しに行こうと思っていただけるような、そんな文化を創りたいと思っています。

部材も多く取り揃えていますので、お好みで選んでいただけます。

レディスもお受けします。

どんなご相談にものりたいと考えてます。

皆様の大切な靴の修理を、スタッフ一同心よりお待ち申し上げます。

※一足一足ご相談にのるため、後のお客様をお待たせしてしまう場合がございますので、
 時間に余裕をもってご来店されることをお勧めします。
  


Posted by リペア工房RESH.日本橋三越本店 at 22:26Comments(0)お知らせ

2010年07月09日

ソールモイスチャライザー

日本橋三越本店リペア工房ではただいま「レザーソールお手入れキャンペーン」を開催中です!




連日、たくさんのお客様にソールのケアのためお靴をお持ちいただき、本当にありがとうございます。
「革底のケアなんてやったことなかった」と言う方が多いのですが、順を追ってケアの方法を説明を交えながら実演しますので、きっと参考にしていただけると思います。



今回はこのキャンペーンで使用しております、「ソールモイスチャライザー」についてもう少し詳しくお伝えしたいと思います。



ソールモイスチャライザーには3つの特徴があります!


①「靴底(革)に潤いと柔軟性を与え良い状態を保ちます。

靴底の革は乾燥した状態だと、皮革の繊維が弱った状態になり、ひび割れを起こしたり減りやすくなります。
ソールモイスチャライザーの成分であるラノリン(羊の毛穴から抽出した油分)が皮革の繊維一本一本に浸透することで潤いが増し、革切れ(擦り切れ)が減りますので、革底の持久力、耐久性が向上します。



②「革底の柔軟性が出ることで歩行時の靴底の返りが良くなります。

新しいソールやダブルソールなどは特に底の「返り」が固くなりがちですが、ソールモイスチャライザーを使用することで柔軟性が増し、返りを良くします。
グッドイヤー製法のお靴でつま先が減りやすい状態のお靴にもおススメですね!



③「ベタつきが残らず、靴底がサラッとします。またオイル系成分が残りにくく底がスベリにくい状態で仕上がります。

革底のケアによく、ミンクオイルを使用される方がいらっしゃいますが、滑りやすくなってしまうのが難点です。
ソールモイスチャライザーは特殊な成分配合により滑りやすくなる点を解消しています。



そうは言っても実際はお試しいただくのが一番わかりやすいと思いますので、このキャンペーン期間中にぜひ一度無料でソールのケアをご体験いただき、ソールモイスチャライザーの良さを実感してみてください!

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

  


Posted by リペア工房RESH.日本橋三越本店 at 22:25Comments(0)シューケア

2010年07月08日

トライアンフトゥスチール(ゴールド)再入荷のお知らせ

大変長らくお待たせいたしました。

トライアンフトゥスチール(ゴールド)再入荷いたしました!



非常に人気のある部材でお問い合わせを多数いただき、またご予約も10件以上いただいておりました。
大変お待たせしてしまい申し訳ございませんでした。
ご予約いただいたお客様には、順次作業が完了次第ご連絡させていただいておりますので、今しばらくお待ちくださいませ。

当工房ではそのほかにヴィンテージトゥスチール(シルバー)、トゥラバー(ゴム)、トゥレザー(革)もご用意しております。


ヴィンテージトゥスチール(シルバー)
トゥラバー(ゴム)
トゥレザー(革)

お履きのお靴でもお修理できますので、ぜひお立ち寄りください!
※お靴のコンディションやお修理の状況によってはご希望に添えない場合もございますのであらかじめご了承ください。

トライアンフトゥスチール(ゴールド):3,150円
ヴィンテージトゥスチール(シルバー):3,150円
トゥラバー(ゴム):1,279円
トゥレザー(革):1,880円

皆様のご来店を心よりお待ちしております。
  


Posted by リペア工房RESH.日本橋三越本店 at 22:25Comments(0)つま先修理

2010年07月07日

サイズ調整(幅だし編)

本日は、靴の幅だし修理をご紹介します。


これは修理というのが正しいのかはわかりませんが、
長さはちょうどいいのに、幅がきついという場合に
その幅を伸ばしてしまおうという作業です。






これが今、幅伸ばし中の状態です。。

実際伸ばせるのは、「ボールジョイント」と呼ばれる屈曲部が中心になります。


中は、このような足型が入っていて、力の強弱は調整できます。





かかともがっちり固定するので、ずれて思いもよらない部分が伸びてしまうなんてことも
ありません。(※縦の長さは伸びません)






足型も何種類か用意してありますので、レディスの靴でもお受けします。




セールで安く買えたはいいものの、サイズが合わなくて困っていませんか?
是非一度ご相談ください。


ストレッチ ・・・¥500(片足)~
納期  ・・・丸1日~
 
  


Posted by リペア工房RESH.日本橋三越本店 at 21:08Comments(0)オールソール

2010年07月03日

テストーニオールソール

今回はテストーニのオールソールです



テストーニの涼しげなメッシュのビットローファーですが、実は。。。




ウレタンのソールが加水分解してしまっています。
かろうじて形を保っていますが、ちょっと触るとボロボロはがれてしまいます。
また、やわらかくなってしまっているため、路上の石がソールに埋まってしまっています。
「加水分解」とはウレタンの分子が水と反応して徐々に分解されてしまう化学反応を言います。
ウレタンのソールのお靴を長期間使わずに保管してしまうと、だんだん劣化してしまうのです。

ということで、今回はオールソールのお修理をいたしました。



新しく貼ったソールは「合成クレープ」と言う素材です。
とてもやわらかい素材で生ゴムに似ていますが、生ゴムのように熱でベタベタするようなことはありません。




かかともつま先ももとの雰囲気を崩さないように仕上げています。



ちなみにウレタンソールのお靴をお持ちのお客様は、長期間保管せずに定期的に使用されることをおすすめします。
もしウレタンソールのお靴を長期間保管した場合は、お履きになる前に表面がベトベトしていたり、亀裂が入っていないかどうか確認して、劣化していないか確かめましょう。
万が一劣化してしまっていたら、ぜひ当工房にご相談ください!

合成クレープオールソール:9,800円
合成クレープミッドソール:2,000円

皆様のご来店を心よりお待ちしております。
  


Posted by リペア工房RESH.日本橋三越本店 at 22:27Comments(0)オールソール