2010年03月08日
ハンドソーンウェルテッドとグッドイヤーウェルテッドその1
先日リウェルトでお修理しましたお靴がハンドソーンウェルテッド製法でしたので、ちょっと触れてみたいと思います。
靴にはいろいろな製法がありますが、アッパー・ライニング・中底と本底をウェルトを介して縫合されている靴をウェルテッドシューズといいます。
この製法ではアッパー・ライニング・中底とウェルトをまず縫い合わせて、その後ウェルトと本底を縫い合わせます。
つまり縫い合わせている部分が2ヶ所あるということです。
このことからウェルテッド製法を「複式縫い」と呼ぶこともあります。
「アッパー・ライニング・中底とウェルト」の縫いあわせを「すくい縫い」、「ウェルトと本底」の縫いあわせを「出し縫い」といいます。
この製法の最大のメリットはアッパー・ライニング・中底を傷つけずに本底の貼り換え(オールソール)ができるということです。
アッパー・ライニング・中底は直接足に触れる部分であり、靴の基本となる部分ですので、アッパー・ライニング・中底を傷つけないことによって履き心地が変わらずに、長く同じお靴を履くことができるわけです。
「アッパー・ライニング・中底とウェルト」の縫いあわせである「すくい縫い」については二種類あり、手ですくい縫いする「ハンドソーンウェルテッド製法」と機械ですくい縫いする「グッドイヤーウェルテッド製法」があります。
下の写真がハンドソーンウェルテッド製法です。

また、下の写真がグッドイヤーウェルテッド製法です。

それぞれの違いやメリットについてはまた次回お伝えしたいと思います。
靴にはいろいろな製法がありますが、アッパー・ライニング・中底と本底をウェルトを介して縫合されている靴をウェルテッドシューズといいます。
この製法ではアッパー・ライニング・中底とウェルトをまず縫い合わせて、その後ウェルトと本底を縫い合わせます。
つまり縫い合わせている部分が2ヶ所あるということです。
このことからウェルテッド製法を「複式縫い」と呼ぶこともあります。
「アッパー・ライニング・中底とウェルト」の縫いあわせを「すくい縫い」、「ウェルトと本底」の縫いあわせを「出し縫い」といいます。
この製法の最大のメリットはアッパー・ライニング・中底を傷つけずに本底の貼り換え(オールソール)ができるということです。
アッパー・ライニング・中底は直接足に触れる部分であり、靴の基本となる部分ですので、アッパー・ライニング・中底を傷つけないことによって履き心地が変わらずに、長く同じお靴を履くことができるわけです。
「アッパー・ライニング・中底とウェルト」の縫いあわせである「すくい縫い」については二種類あり、手ですくい縫いする「ハンドソーンウェルテッド製法」と機械ですくい縫いする「グッドイヤーウェルテッド製法」があります。
下の写真がハンドソーンウェルテッド製法です。

また、下の写真がグッドイヤーウェルテッド製法です。

それぞれの違いやメリットについてはまた次回お伝えしたいと思います。
Posted by リペア工房RESH.日本橋三越本店 at 19:23│Comments(0)
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